段ボールのしくみ

軽くて丈夫、加工も簡単で大量生産が可能、しかも安価で環境にも優しい。
包装材として不動の地位を築く段ボール。
今や私たちの暮らしになくてはならない段ボールの強さの秘密や、
特長のかずかずを、さまざまな視点から分かりやすく解説してまいります。
さあ、知れば知るほど好きになってしまう(!?)
段ボールの世界へと皆さんをご案内いたしましょう。

段ボールとは

段ボールとは、「波形に成形した中しん原紙の片面又は両面にライナを貼ったもの」で、その断面は図-1に示す通りです。

図1

段ボール原紙

段ボール原紙は、ライナと中しん原紙の総称で、経済産業省「紙・印刷・プラスチック・ゴム製品統計年報」の中で、図-2のように分類されています。

図2

①板紙
木材パルプ、古紙などを利用して製造した厚い紙の総称で、紙質は硬く、腰が強いです。段ボール原紙、白板紙などがあり、主に包装材料として使用されます。
②段ボール原紙
段ボールを製造するために用いる板紙で、ライナと中しん原紙の総称です。
③ライナ
段ボールの表裏に用いる板紙で、用途によって外装用と内装用に分類されます。外装用ライナについては、JIS P 3902 段ボール用ライナに規定されています。
④中しん原紙
段ボールの波形部分を構成するのに用いる板紙で、 JIS P 3904 段ボール用中しん原紙に規定されています。