段ボール用語辞典

段ボール用語辞典

・RSC(アール・エス・シー)
Regular Slotted Containerの略。米国における0201形の呼称。
・ISO(アイ・エス・オー)
電機分野を除く工業分野の国際的な標準規格を策定するための民間機関。本部はスイスのジュネーブで、各国1機関が参加できる。「国際標準化機構」という名称を略称で表そうとしたとき、言語や地域によらない短縮名として、ギリシャ語のisos(相等しい)にちなみISOが選ばれた。
・ITF(アイ・ティ・エフ)
バーコード用語。Interleaved Two of Fiveの略。代表的な物流用バーコード。
・Item 222(アイテム222)
米国内の貨物の輸送に際して、自動車輸送業者が規定した輸送規則のなかの、段ボール箱及びソリッドファイバーボード箱に関する規定。貨物の鉄道輸送に際して規定されているRule41に類似したもので、しばしばRule41/Item222と呼ばれる。
・アイドラーロール idler roll
コルゲータにおけるプレヒータの周囲にあり、原紙又は片面段ボールの走行を支えたり、走行方向を変えるなどの調整を行うロール。
・圧縮指数 compression index
比圧縮強さと同意。ただし、圧縮指数は表示坪量で除し、比圧縮強さは実測坪量で除したもの。
・圧縮強さ compression strength
段ボール原紙、段ボール、段ボール箱などの上下から圧縮荷重を加え、座屈・破損に至る強さ。
・アニロックスロール anilox roll
フレキソインキを印版に均一に移転させるためのロール。
・アプリケータロール applicator roll
波形に成形された中しん原紙の段頂に、貼合用接着剤を直接転移させるためのロール。グルーロール、糊ロールともいう。
・安全率 safety factor
段ボール箱は、使用される環境などにより強度低下が生じるため、これらの低下をあらかじめ考慮して設計するための数値。
・アンビルシリンダ anvil cylinder
打ち抜きに用いる抜き型の受け台で、筒状のもの。
・EAN(イアン)
バーコード用語。European Article Numberの略。欧州で制定された共通商品用バーコードで、日本のJAN、米国のUPCと共通で使用できる。
・E段/Eフルート E flute
段ボールの波形部分を構成する段種の一つで、段の数が30cm当たり約93段あるもの。
・板紙 paperboard
木材パルプ、古紙などを原料として製造した厚い紙の総称。紙質は硬く、腰が強い。段ボール原紙、白板紙などがあり、主として包装材料に用いられる。
・色ライナ colored linerboard
表面に着色したパルプを使用したライナ。
・印圧 printing pressure
印刷工程で段ボールに加わる印版による平面圧力。
・印圧ロール impression roll
印刷時に印圧を調整するためのロール。
・インキパン ink pan
印刷機で、低粘度のインキを受ける容器。
・インキロール ink roll
印刷機で、印版にインキを供給するロールの総称。
・印刷インキ printing ink
段ボールの印刷に用いるインキには、フレキソインキ、速乾性インキ、油性インキの種類がある。
・印刷シリンダ printing cylinder
印刷機で、印版を取り付けるシリンダ。版胴ともいう。
・印版 printing die
段ボールの印刷に用いる版。手彫版、鋳造版、感光樹脂版の種類がある。
・印版硬度 hardness of printing die
印版の硬さ。通常はショア硬度で表す。
・ウエイトロール weight roll
コルゲータのダブルフェーサ部で、上部キャンバスベルトの上から加圧するためのロール。バラストロールともいう。
・上(うえ)段ロール upper corrugating roll
コルゲータで、中しん原紙に段をつける2本のロールのうち上側のロール。アッパーロールともいう。
・ウエットエッジ wet edge
原紙の端部に水分が多い状態。
・ウエットエンド wet end
コルゲータにおいて、シングルフェーサのミルロールスタンドからグルーイングマシンまでの総称。
・ウオッシュボード washboard
段ボールの表面に、段の方向に細かい凹凸が生じて波板のようになった状態。
・内のり寸法 inside dimension
箱の内側の寸法。
・埋め板(うめいた) pad
箱の内部の段差を埋めるために用いる部材。
・A形
JISでは02形に属する箱の形式の古い呼び方。長さ面及び幅面の上下あるいはどちらか一方にフラップをもつ段ボール箱の形式。
・A段/Aフルート A flute
段ボールの波形部分を構成する段種の一つで、段の数が30cm当たり34±2段あるもの。日本で最も多く使われている段種。
・SI(エスアイ)単位
各国の学問、産業、日常生活など、あらゆる分野に使用されている様々な単位を、国際的に統一したもの。
SIとは、Syst me International d'Unit s(仏語:国際単位系)の略。
・エッジクラッシュ edgewise crush
垂直圧縮強さ参照。
・NC(エヌシー) numerical control
数値制御方式のこと。NCカッタ、NCスリッタなどがある。
・エンドクラッシュ end crush
垂直圧縮強さ参照。
・OCR(オーシーアール)
バーコード用語。Optical Character Recognitionの略。光学的文字認識に使用される。
・オートスタッカ automatic stacker
コルゲータ、印刷機及びダイカッタなどの排出部で、段ボールを自動的に積み上げる装置。
・オートスプライサ automatic splicer
コルゲータで、段ボール原紙を自動的に継ぎ合わせる装置。
・オートスリッタースコアラ automatic slitter scorer
スリッタースコアラの寸法設定を自動的に行う装置。
・オートフィーダ automatic feeder
製箱機に段ボールを自動的に供給する装置。
・オートブレーキ automatic brake
コルゲータで、段ボール原紙の張力を自動的に調整する装置。
・オーバーラップ overlap
天面や底面のフラップが互いに重なり合った状態。
・送りロール transfer roll
段ボールを前の機構から次の機構へ移すためのロール。
・落ししろ trimming
トリムと同意。
・オフセット印刷 offset printing
印版につけられたインキを、ブランケットなどの中間転写体に転写した後、紙や板紙のシートに転写する印刷方法。
・カードボード cardboard
カード用厚紙。板紙のうち、アイボリーに次ぐ高級グレード。しばしば段ボールの英語表現に用いられるが誤用であり、段ボールを製造するために用いる板紙のことではない。
・カートン carton
消費者用の製品に用いられる、板紙で作った折りたたみ式の箱。輸送用容器とは見なされない。
・外装用段ボール corrugated fibreboard for shipping container
主に、外装用段ボール箱に使用する目的で作られた段ボール。
・外装用段ボール箱 corrugated fibreboard shipping container
使用上の区分で、主に輸送用に用いる段ボール箱。
・外装用ライナ linerboard for shipping container
外装用段ボールに用いられるライナ。
・カウンターエジェクタ counter ejector
フォルダーグルアで、段ボールを糊付けして折り重ねた後、指定した数の段ボール箱を次の機構に送り出す装置。
・加算値 additional value
段ボール箱を設計する際に、内のり寸法に加算する数値。
・かす取り装置 stripper
段ボールを打ち抜いた後、抜きかすを除去する装置。
・かせいソーダ添加率 ratio of caustic soda to adhesive
でん粉接着剤中に添加するかせいソーダのでん粉に対する割合。
・片面テンション single web tension
片面段ボールがダブルフェーサに入るときの張力。
・片面段ボール single face
1枚のライナに、波形に成形された中しん原紙を貼り合わせた段ボール。
・カッタ cutter
カットオフマシンと同意。
・カッターブロア cutter blower
貼合または製箱工程で発生したトリムや抜きかすを、小片に切断して次の工程まで空気で搬送する装置。
・カットオフマシン cut off machine
コルゲータで、段ボールを流れ(進行)方向に直角に切断する装置。カットオフと省略されることもある。
・カットテープ cutting tape
段ボール箱を任意の部分で引き裂くために用いるテープで、プラスチック製、綿製などがある。ティアテープともいう。
・角(かど) corner
段ボール箱を組み立てた状態における三つの稜(りょう)の交点。
・紙幅 width of paper
段ボール原紙の幅。
・側面(がわめん) side panel
長さ面と同意。
・感光性樹脂版 photopolymer printing plate
紫外線により硬化する性状の樹脂を用いて製作された印版。
・緩衝材 cushioning material
輸送又は荷扱い中の商品が、外部からの衝撃などによって破損しないように保護するための材料。
・含水率 moisture content
材料中に含まれている水分の量を百分率で表した値。
・キッカーバー kicker bar
段ボールをフィードロールに送り込むための板。
・キャリヤタンク carrier tank
スタインホール方式における製糊装置のキャリヤ部を製造するタンク。
・キャリヤ部 carrier part
スタインホール方式の製糊過程で、糊液の粘度保持、メインでん粉の完全膨潤の役割をする部分。
・キャンバスベルト canvas belt
コルゲータのヒーティングパート及びクーリングパートに用いるベルト。
・給紙部 feeding part
製箱機で、段ボールを次の機構に送り込む部分。
・吸水度 water absorptiveness
紙及び板紙が水を吸収する程度。
・強化段ボール reinforced corrugated fibreboard
主に圧縮強さを向上させる目的で種々の加工を施した段ボール。
・強化中しん原紙 reinforced corrugating medium
主に圧縮強さを向上させるために種々の加工を施した中しん原紙。
・共通商品コード uniform commodity code
バーコード用語。商品情報を表すバーコードシンボルの呼称。JANと同意。
・クーリングパート cooling part
コルゲータのダブルフェーサの一部。ヒーティングパートを通過した段ボールを空冷し、安定した状態でカットオフまで送り出す部分。
・グラビア印刷 gravure printing
写真製版法の腐食やエッチング機での彫刻法で製版した凹版を用いた印刷方法。
・グラビアロール方式 gravure roll system
表面に小さなセル(窪み)をもつアプリケータロールで接着剤を転移させる方式。
・クリーザ creaser
段ボールを折り曲げるために、段ボールの段に平行なけい線を施す装置。
・クリーズ crease
段ボールを折り曲げるために、段ボールに対して平行な方向に入れたけい線。
・グルア gluer
接合用接着剤でボックスブランクを接合する機械。
・グルー glue
接合用接着剤と同意。また、ある面を接着剤で別の面に接着することを指す。
・グルーイングマシン gluing machine
コルゲータの一部で、片面段ボールを予熱して段頂に糊を付ける装置。グルーマシンともいう。
・グルージョイント glue joint
段ボール箱の継ぎしろを接合用接着剤で接合すること。
・グルーパターン glue pattern
ライナと波形に成形された中しん原紙の接着部にできる跡。線状なのでグルーラインともいう。
・グルーパン glue pan
コルゲータの糊付け部に付属する、糊を入れる皿状の器。
・グルーロール gluing roll
アプリケータロールと同意。糊付けロールともいう。
・クロスコンベヤ cross conveyer
一定数に集積された段ボールや段ボール箱を横に送り出すロールコンベヤ。
・黒バー dark bar
バーコード用語。バーコードを構成する平行バーのうち、反射率が低い方のバー。
・ケアマーク instruction mark for handling
貨物の流通過程で正常な荷扱い、荷物の保護、荷扱い者の安全のために箱に印刷などで表示するマーク。
・けい線 scoreまたはcrease
段ボールを折り曲げるために線状に段を潰した状態。段に直角に入れたけい線をスコア、段に平行に入れたけい線をクリーズという。
・けい線圧 scoring pressure
段ボールにけい線を入れるときの強さ。
・けい割れ crack
けい線加工を施すとき、またはけい線部を折り曲げたとき、ライナにき裂が入る状態。
・ケース case
段ボール箱と同意。
・結束機 tying machine
段ボール及び段ボール箱を束にしてひもで結ぶ機械。
・結束ひも strap
段ボール及び段ボール箱を結束するために用いるひも。
・ケリカット式 Kellicutt formula
段ボール原紙のリングクラッシュ値などから段ボール箱の圧縮強さを計算する推定式。
・工業包装 industrial packaging
物品を輸送、保管することを目的として施す包装の総称。
・糊(こ)化温度 gelatinigation temperature
接着剤中のでん粉粒子が加温されることによって、最大膨潤状態に達した時の温度。
・個装用段ボール箱 unitary corrugated fibreboard box
使用者の手もとに渡る最小単位の物品を包装するために用いる段ボール箱。
・コラムクラッシュ column crush
垂直圧縮強さを参照。
・コルゲーション corrugation
中しん原紙を波形に成形すること。段成形ともいう。また、段ボールの貼合工程を意味することもある。
・コルゲータ corrugator
段ボールを製造する機械。コルゲートマシン又は貼合機(てんごうき)ともいう。
・コルゲーティングベルト corrugating belt
コルゲータのヒーティングパート、クーリングパートに用いるベルト。キャンバスベルトと同意。
・ザーンカップ zahn cup
インキなどの粘度を測定するための器具。
・サイドガイド side guide
貼合又は製箱工程で、段ボールの走行の基準となる左右の案内板。
・サクションコンベヤ suction conveyer
吸引機構を使用したコンベヤ。
・サクションフィーダ suction feeder
吸引機構を使用した給紙装置。
・サクションブレーキ suction brake
コルゲータで、片面段ボールに対し吸引機構を用いて張力を調整するブレーキ。
・サンドイッチコンベヤ sandwich conveyer
段ボールをはさんで送り出す上下一組のコンベヤ。
・C形
JISでは03形に属する箱の形式の古い呼び方。ふたと身の2部分からなるかぶせ箱の形式。
・C段/Cフルート C flute
段ボールの波形部分を構成する段種の一つで、段の数が30cm当たり40±2段あるもの。
・シート sheet
段ボールと同意。
・ジェットセット方式 jet set method
片面段ボールの段頂に転移した接着剤に蒸気をかけて予め糊化温度に接近させて、貼合せの高速化をはかる方式。
・紙器 paper container または folding carton
紙、板紙で作った容器の総称。ただし、外装用段ボール容器は含まれない。
・識別表示 identification marks
使用済み容器包装について、消費者の分別排出を容易にし、市町村の分別収集を促進するために容器包装に表示するマーク。
・仕切り partition
箱の内部をいくつかに区分するための部材。パーティションともいう。
・下(した)段ロール lower corrugating roll
コルゲータで、中しん原紙を波形に成形する2本のロールのうち、下側のロール。
・自動結束機 automatic tying machine
段ボール及び段ボール箱を束にして、自動的にひもで結束する機械。
・JAN(ジャン)
バーコード用語。Japanese Article Numberの略。共通商品コードと同意。
・ジョイント manufacturer's joint
継ぎしろと同意。
・ショートスパン法 Short span test
ショートスパン圧縮試験機を用いて、紙及び板紙の横方向の圧縮強さを測定する方法で、従来のリングクラッシュ法に比べてサンプリング準備が簡単であり、測定データの再現性が高い。
・商業包装 commercial packaging
小売を主とする商取引きに、商品の一部として、又は商品をまとめて取り扱うために施す包装。工業包装に対する用語。
・消費者包装 consumer packaging
物品等について消費者の手元に渡るために施す包装。
・初期接着 green bonding
接着が開始されはじめたときに生ずるみかけの接着。
・白バー light bar
バーコード用語。バーコードを構成する平行バーのうち、反射率が高い方のバー。
・シングルウォール single wall
両面段ボール参照。
・シングルフェーサ single facer
コルゲータの一部。片面段ボールを製造する装置。フィンガータイプとフィンガレスタイプがある。
・シングルフェイス single face
片面段ボール参照。
・垂直圧縮強さ edgewise compression resistance
段ボールの段の垂直方向に圧縮荷重を加え、試験片が完全に座屈するときの強さ。エッジクラッシュ強さ、エンドクラッシュ強さ、コラムクラッシュ強さと同意。
・水分 moisture content
段ボール原紙または段ボールが含有する水の割合。含水率ともいう。
・スケアリング部 squaring part
糊付けされ折りたたまれた段ボール箱の接合のズレを矯正するための部分。
・スコア score又はscore line
段ボールを折り曲げるために、段に対して直角方向に入れたけい線。
・スタインホール方式 Stain Hall process
でん粉液をかせいソーダで糊化し、別に水を混ぜたでん粉と混合して接着剤を作る方式。キャリヤ部とメイン部からなる。
・スタッカ stacker
コルゲータ、印刷機、ダイカッタなどの排出部で、段ボールを積み重ねる装置。
・ステープラ stapler
ステープルを用いて段ボール箱を封かんする器具。ボクサともいう。
・ステープル staple
段ボール箱の封かんに用いる、主として銅メッキを施してさび止めをした鋼線。
・ステッチ stitche
平線と同意。
・ステッチャ stitcher
段ボールの接合部を平線で接合する機械。
・捨て版 pull band
段ボールが印刷機を通過する際に、送り用に使用される印版。
・ストリッピング stripping
かす取り装置参照。
・スプラッシュエプロン splash apron
アプリケータロールからの糊の飛散を防止し、プレスロールなどの輻射熱によるグルーパン内の糊液温度の上昇を防ぐ装置。
・スリーブ sleeve
両端面を開放した状態で筒状に包むもの。
・スリーペーパー方式 three paper system
印刷機のロールの間隔を測る方式で紙を三枚重ねて挟み、中の一枚が切れないで抜ける程度で調整する方式。
・スリッタ slitter
段ボールを切断する装置又は機械。
・スリッタースコアラ slitter scorer
段ボールを段と直角に切断してけい線を入れる装置又は機械。
・スリッターナイフ slitter knife
スリッタについている切断用のナイフ。
・スリット slit
断裁と同意。
・スリップシート slip sheet
商品の下に敷いて、保管、輸送に用いる平板なシート状の物流資材。段ボールやプラスチックなど色々の材料が使用される。
・スロッタ slotter
段ボールに切り込み溝を入れる装置又は機械。
・スロッタークリーザ slotter creaser
段ボールに溝切り、断裁、けい線入れを施す装置。
・スロッターナイフ slotter knife
段ボールに溝切りを行うための刃物。
・スロット slot
段ボール箱の各フラップ間の溝切りされた部分。
・製糊(こ)装置 starch mixing system
段ボールの貼り合わせに用いる接着剤を製造する装置。
・設計寸法 working dimension
展開寸法参照。
・製箱機 converting machine
段ボールを製箱する一連の機械の総称。
・接合材 jointing material
段ボール箱の接合に用いる材料。接着剤、平線などがある。
・接合用接着剤 adhesive for manufacturer's joint
段ボール箱のジョイント部の接合及び封かんに用いる主として合成樹脂系の接着剤。
・セットアップケース set up case
継ぎしろ部を接合した02形の段ボール箱の一種。筒状に引き起こして側方から集積された内容品を挿入し、両端面を接着剤またはテープで封かんする専用機(セットアップケーサ)に適用する。
・セミオートグルア semi automatic gluer
ボックスブランクを手で折りたたんだ後、自動的に接着剤で接合する機械。
・セミオートステッチャ semi automatic stitcher
ボックスブランクを手で折りたたんだ後、自動的に平線で接合する機械。
・セミハードダイカッタ semi hard diecutter
アンビルシリンダ表面に巻付けた薄いステンレス板に、抜き型の刃を若干食い込ませて段ボールを打ち抜く機械。ロータリーダイカッタの一種。
・繊維配向 fiber orientation
抄紙機のワイヤ上でパルプ繊維が縦方向に並ぶ傾向のこと。これにより紙の強度、寸法安定性などの特性に縦横差が表れる。
・鮮度保持包装 freshness keeping packaging
青果物、生鮮肉、生鮮魚肉などの食品の鮮度を保持する包装。
・層間はく離 ply separation
板紙の抄き合わせ層間の強度が弱いため、層間で離れること。
・走行適性 runability
コルゲータで、段ボールの貼り合わせをスムーズに行うための、ライナ及び中しん原紙に要求される特性。
・速度効率 speed efficiency
コルゲータの公称速度に対する実績平均速度の割合。
・速乾性インキ quick drying ink
エチレングリコールに合成樹脂を溶解し、顔料、添加物などを混合したインキ。
・外のり寸法 outside dimension
箱の外側の寸法。
・ソフトカットダイカッタ soft cut die cutter
抜き型の刃を軟質のアンピルシリンダに食い込ませて打ち抜く機械。
・反り warp
表裏ライナの水分差などにより生ずる段ボールの変形状態。上反り、下反り、S字反りなどがある。
・損失厚さ caliper loss
段ボール及び段ボール箱が製造時に損失する厚さ。
・ダイカッタ die cutter
刃物などを組み込んだ抜き型を使い段ボールを打ち抜く機械。
ロータリ(回転)方式とプラテン(平盤)方式とがある。
・ダイカット die cut
鋭利な刃を持つ鋼尺などを木枠に組み込んだ抜き型を用いて段ボールにけい線入れ・打ち抜きを行い、任意の形のボックスブランクを製造する方法。
・耐水接着剤 water resistant glue
耐水段ボール及び耐水段ボール箱の製造に用いる耐水性を持った接着剤。
・耐水段ボール water resistantce corrugated board
長時間水に浸漬しても、あまり強度が劣化しないように加工した段ボール。
・ダブルウォール double wall
複両面段ボール参照。
・ダブルバッカ double backer
ダブルフェーサと同意。
・ダブルフェーサ double facer
コルゲータの一部。片面段ボールとライナを両面段ボール又はそれ以上の多層に貼り合わせる部分。ダブルバッカともいう。
・ダブルフェース double face
両面段ボール参照。
・ダム dam
グルーパンの中にあり、中しん原紙の幅に応じて糊付け幅を調整するせき(堰)。
・段 flute
波形に成形した中しん原紙の形状。
・段繰率 take up factor
単位長さのライナに対する中しん原紙の使用率。
・ダンサーロール dancer roll
コルゲータのオートスプライサに取り付けられた可動ロール。走行中の原紙のたまり量を調整する。
・断裁 slit
段ボールを所定の寸法に切断すること。
・ダンシングロール dancing roll
コルゲータの段ロールの前で中しん原紙の張りを調整するロール。
・段頂 flute tip
波形に成形された段の先端部。
・段つぶれ crushed flute
製造工程で段がつぶされた状態。
・段流れ flute leaning
波形に成形された段が一定方向に傾斜した状態。
・単m2(たんへいべい) square meter
1個の段ボール箱を製造するために使用される段ボールの面積。単平方米ともいう。
・段方向 flute direction
段ボールの段と平行な方向。
・段ボール corrugated board又はcorrugated fibreboard
波形に成形された中しん原紙の片面又は両面にライナを貼り合わせたもの。種類によって片面段ボール、両面段ボール、複両面段ボール、複々両面段ボールがあり、また、用途によって外装用段ボール、内装用段ボール、個装用段ボールに分類する。
・段ボール原紙 containerboard
段ボールを製造するために用いる巻取り状の板紙の総称で、ライナ、中しん原紙の種類がある。単に原紙ともいう。
・段ボールシート corrugated board
段ボール箱と区分して段ボールの呼称として用いられる。
・段ボール箱 corrugated box又はcorrugated fibreboard box
段ボールで作った箱。外装用段ボール箱、内装用段ボール箱、個装用段ボール箱の種類がある。段ボールケースともいう。
・段ボール箱の形式 type of corrugated fibreboard boxes
6つの基本形があり、JISでは国際的に共通な4桁のコード番号で示し、上位2桁は基本形式を、下位2桁は個別形式を表す。
・段ロール corrugating roll
コルゲータで、中しん原紙を波形に成形するためのロール。上(うえ)段ロールと下(した)段ロールがある。
・段ロール圧 corrugating roll pressure
中しん原紙を波形に成形するために下段ロールに加えられる圧力。
・チャンバードクターブレード chamber doctor blade
シールドブレードとドクターブレードの間にインキを供給し、ドクターブレードでアニロックスロール上のインキをかき取り、インキ量を調整する。
・突合せフラップ center meet flap
段ボール箱を組み立てて封かんした際に、中央で突き合うように設計されたフラップ。
・継ぎしろ joint
箱の接合部分。
・坪量(つぼりょう) basis weight
単位面積当たりの段ボール原紙又は段ボールの質量。1平方メートル当りのグラム数で表わす。
・つま面 end panel
幅面と同意。
・ティアテープ tear tape
カットテープと同意。
・底面(ていめん) bottom panel
段ボール箱を立て、正常な状態に置いたときの下部の面。
・テークアップコンベヤ take up conveyer
片面段ボールをシングルフェーサからブリッジに運び上げるベルトコンベヤ。
・テープ tape
紙又は布等の片面に接着剤や粘着材を塗布加工したロール状のもので、段ボール箱の封かん材として使用される。
・手掛け穴 hand hole
段ボール箱の持ち運びを容易にするためにあけた穴。
・テストライナ test liner
古紙を主原料にして作られたライナの欧米における総称。
・デリベリーコンベヤ delivery conveyer
切断された段ボールを搬送するベルトコンベヤ。
・展開寸法 working dimension
段ボール箱の製造時の加工寸法で、内のり寸法に段種による一定の加算値を加えた寸法。設計寸法ともいう。
・貼合(てんごう) corrugation
ライナと中しん原紙を使用して段ボールを製造すること。
・貼合用接着剤 adhesive for corrugated fibreboard
段ボールの製造に用いられる接着剤。でん粉を用いたものが多く使われる。
・テンション tension
コルゲータにおけるライナ及び中しん原紙、片面段ボールの張り。
・テンションコントロール tension controll
段ボールを製造するときにライナ及び中しん原紙、片面段ボールの張り具合を適切に調節する装置。
・天面 top panel
段ボール箱を組み立てて正常な状態に置いたときの上部の面。
・胴枠(どうわく) tube 又は inside liner
箱の内側に用いる筒状の補強枠。中枠(なかわく)ともいう。米国段ボール協会(FBA)ではtube、欧州段ボール連盟(FEFCO)ではinside linerとされている。
・ドクターブレード doctor blade
接着剤又はインキの転移量を調節するための薄い板。
・ドクターロール doctor roll
コルゲータまたはグルアのアプリケータロール糊転移量、フレキソ印刷機のアニロックスロールのインキ転移量を調節するロール。
・ドライエンド dry end
コルゲータのウエットエンドより後の部分の総称。
・トリプルウォール triple wall
複々両面段ボールと同意。
・トリム trimming
段ボールを所定の寸法に仕上げるために切断、印刷、打ち抜きする時に必要とする余裕部分。落ししろと同意。また、段ボールの余裕部分を指定寸法に切断すること。
・トレイ tray
紙、パルプ、段ボール、プラスチック、アルミ箔などの、比較的剛性のある材料で作られたふたが無い浅い容器。
・トレーサビリティ traceability
製品の品質、安全性を保証し、信頼性を維持するため、生産・加工・流通過程の情報を逐一記録し、考慮の対象となっているものの履歴又は所在を追跡できること。品質保証に役立てる仕組み。
・トンボ register mark
多色印刷などのとき、色ずれが生じないようにつける見当合わせのためのマーク。
・内装用段ボール corrugated fibreboard for inner packaging
主に内装用段ボール箱に使用する目的で作られた段ボール。
・内装用段ボール箱 interior corrugated fibreboard box
個装をまとめ、それを保護するために用いる段ボール箱。
・内装用ライナ fibreboard for inner packaging
主に内装用段ボールを製造するために用いる、性能がJIS P 3902を下回るライナ。
・長さ length
製品を入れるように配置した箱の開口面において長い方の寸法。幅、深さ参照。
・長さ面 side panel
箱の長さと高さとで囲まれた面。側面(がわめん)ともいう。
・中しん原紙 corrugating medium
主に段ボールの波形を成形する目的に用いる段ボール原紙。単に中しんともいう。
・流れ方向 machine direction
コルゲータで原紙が進行する方向のことで、段ボールでは段に直角の方向となる。
・中枠
胴枠と同意。
・ニップ圧 nip pressure
コルゲータで上(うえ)段ロール及び下(した)段ロールとプレスロールとを密着させる線圧。
・抜き型 cutting die
段ボールの打ち抜きに用いる型。平板又はわん曲状の合板に、鋼尺の切刃及びけい線刃を組み込んだもの。
・抜き箱 die cut box
抜き型で打ち抜いて作った箱。ラップアラウンドケース、ブリスボックス、ボトムロックケースなどがこれに含まれる。
・熱盤 heating plate
コルゲータのヒーティングパートの一部で、接着を完成するための蒸気を入れて加熱する鉄製の箱。
・粘度 viscosity
インキ及び接着剤などの流動性の程度。
・粘度計 viscometer
インキ、接着剤などの流動性を測定する機器。
・ノーフィンガー方式 no finger system
フィンガレス方式と同意。
・ノーフラッフアウト方式 no fluff out finger system
シングルフェーサのフィンガー機構で、波形に成形中の中しん原紙を遠心力で下段ロールから飛び出させない方式。フィンガレス方式ともいう。
・糊付け部 glueing part
コルゲータのシングルフェーサ及びダブルフェーサの一部で、段頂に糊付けする部分。また、製箱機で段ボール箱の継ぎしろに接着剤を転移させる部分。
・糊ロール
アプリケータロール同意。
・バーコード bar code
異なる太さや間隔をもつ平行な縦線の組合せによって文字を表現するコード。横断走査によって光学的に読み取るもの
・バーコードシンボル bar code symbol
バーコード用語。バーコード、クワイエットゾーン、ベアラバー及びOCR文字で構成され、媒体上に印刷(表示)されたマーク。
・パーティション partition
仕切りと同意。
・ハードカットダイカッタ hard cut die cutter
抜き型の刃と硬質のアンピルシリンダを接触させて打ち抜く機械。
・廃水処理装置 treatment system of waste water
インキ、接着剤などやその洗浄水を物理的、化学的、生物的に処理し、無公害化する装置。
・倍水率 ratio of total water to total starch
コルゲータで使用する接着剤の水量をでん粉量の倍数で表した値。
・ハイロウ段 high-low corrugation
均一な高さに成形されていない段の形状。
・パウダーブレーキ powder brake
コルゲータのミルロールスタンドの自動テンションコントローラで、鉄粉を使用してブレーキをかける装置。
・バキュームブレーキ vacuum brake
サクションブレーキと同意。
・バッグインボックス bag in box
外側は段ボール箱で、その内側にプラスチック製の容器などを装着した二重容器。
・はっ水段ボール water repellant corrugated fibreboard
短時間水がかかっても水をはじいて水滴とし、水の浸透を防ぐように表面加工した段ボール。
・はっ水ライナ water repellant linerboad
表面をはっ水剤で加工したライナ。
・パッド pad
箱内部の商品の列や層を保護又は分割するために用いる、主として平板状の部材。
・幅 width
製品を入れるように配置した箱の、開口面において短い方の寸法。長さ、深さ参照。
・幅効率 width efficiency
コルゲータの公称最大紙幅に対する実使用紙幅の比率を百分率で表した値。
・幅方向 cross direction
段ボールの段と平行な方向。
・幅面 end panel
箱の幅と高さとで囲まれた面。単に幅、あるいはつま面ともいう。
・バラストロール
ウエイトロールと同意。
・パレタイザ palletizer
パレットの上に製品を自動又は半自動的に積み上げる装置。
・破裂指数 bursting index
比破裂強さと同意。ただし、破裂指数は表示坪量で除し、比破裂強さは実測坪量で除したもの。
・破裂強さ bursting strength
板紙又は段ボールの表面にゴム膜を介して圧力を加えて破裂するときの強さ。
・パレットマガジン pallet magazine
段ボール又は段ボール箱を積み上げるパレットを自動的に供給する装置。
・反転 turn over
段ボールの反り防止及び矯正のために、表裏を交互に積み重ねること。
・版胴 printing cylinder
印刷シリンダと同意。
・比圧縮強さ specific compression strength
紙及び板紙の圧縮強さをその坪量で除して定数をかけた数値。比リングクラッシュともいう。
・B形 
JIS Z 1057で05又は06形に属する箱の形式の古い呼び方。フラップが差し込めるように作られた段ボール箱の形式。
・B段/Bフルート B flute
段ボールの波形部分を構成する段種の一つで、段の数が30cm当たり50±2段あるもの。
・ヒーティングパート heating part
コルゲータのダブルフェーサの一部。段頂に貼合用接着剤を塗布された片面段ボールとライナとを加熱接着する装置。
・美粧段ボール箱
段ボールに、オフセット印刷、グラビア印刷又はフレキソ多色印刷などで美麗な印刷を施した段ボール箱。
・ピッキング picking
印刷の際、紙の表面強度が弱い場合に、インキの粘着力により紙の表面がむける現象。
・比破裂強さ specific bursting strength
紙及び板紙の破裂強さをその坪量で除した数値。
・表層剥離 surface delamination
ライナの層間はく離のうち、特に表層がはく離する現象。
・平線(ひらせん) wire
段ボール箱の接合部及び封かんに用いる、主として亜鉛または銅メッキを施してさび止めをした平鋼線。
・平線止め wire joint
平線を使用して段ボールを接合すること。
・平盤ダイカッタ platen die cutter
ダイカッタの一種で、段ボールを平板状の抜き型と平板状のアンピルとの間で打ち抜く機械。プラテンダイカッタともいう。
・フィードテーブル feed table
製箱機の給紙部にある段ボールを積み重ねる平台。
・フィードロール feed roll
製箱加工する段ボールを、給紙部から次の機構に送り込むロール。
・フィッシュテール fish tail
箱の接合部分の間隔が上下で異なった状態。
・フィンガープレート finger plate
コルゲータのシングルフェーサで、波形に成形された中しん原紙を段ロールから離れないように支える弧状の案内板。単にフィンガーともいう。
・フィンガー方式 finger system
コルゲータのシングルフェーサで、フィンガープレートを備えた方式。
・フィンガーライン finger line
フィンガープレートによって中しん原紙につけられた凹んだ跡。
・フィンガーレス方式 fingerless system
コルゲータのシングルフェーサで、フィンガープレートを使用しないで、波形に成形された中しん原紙を段ロールから離れないように案内する方式。ノーフィンガー方式ともいう。
・封かん sealing
物品又は包装物品を容器に収め、又は包んだ状態の開口部分を封じて、内容物品を保護すること。
・封かん材 sealing material
段ボール箱の封かんに使用される材料としては,接着剤、平線、テープなどがある。
・フォールディングバー folding bar
フォールディング部にある段ボールを折りたたむために、フォールディングベルトを補助する案内棒。
・フォールディング部 folding part
製箱機で段ボールを折りたたむ部分。
・フォールディングベルト folding belt
フォールディング部にある段ボールを折りたたみながら移送するベルト。
・フォルダーグルア folder gluer
ボックスブランクを折りたたみながら、継ぎしろ部を糊付けして箱に仕上げる機械。
・フォルダーステッチャ folder stitcher
ボックスブランクを折りたたみながら、継ぎしろ部を平線止めして箱に仕上げる機械。
・深さ depth
長さと幅に対して垂直に測った寸法。長さ、幅参照。
・複々両面段ボール triple wall
複両面段ボールの片側に片面段ボールの段頂を貼り合わせた段ボール。
・複両面段ボール double wall
両面段ボールの片側に片面段ボールの段頂を貼り合わせた段ボール。
・不整段 irregular formed flute
段ボール製造時に生じる異常な形状の段。段つぶれ、段流れ、ハイロウ段などがある。
・附属類 interior fitments
段ボール箱の内部で商品を安定させるために使用する補助材の総称で、仕切り、埋め板、胴枠などがある。
・物流商品コード dispatch unit code
バーコード用語。物流識別キャラクタ、フラッグキャラクタ、データキャラクタ、モジュラチェックキャラクタで構成されるコード。
・フラットクラッシュ flat crush
平面圧縮強さ参照。
・フラップ flap
段ボール箱のふた又は底となる折り曲げ面。外フラップと内フラップとがある。またフラップの長さにより突合せ、重ね合せなどがある。
・フラッフアウト fluff out
波形に成形された中しん原紙が遠心力で下段ロールから飛び出す現象。
・プラテンダイカッタ platen die cutter
平盤打抜き機と同意。
・ブランク blank
ボックスブランクと同意。
・ブリスタ blister
水ぶくれという意味で、貼合後、段ボール表面のライナが"ちりめん状"のしわあるいは小さなふくらみになる状態。薄物のライナを貼り合わせた場合に、熱と水分の影響を受けて発生し易い。
・ブリスボックス rigid type boxes
JIS Z 1057では06形に属する箱の形式。両側面及び底面に相当する1枚のブランク(ボディーブランク)と、幅面に相当する2枚のブランク(エンドパネル)を機械的に組み立て接合した箱の形式。
・ブリッジ bridge
コルゲータで、片面段ボールをシングルフェーサからダブルフェーサまで送るコンベヤを付設した架橋状の部分。
・プリンタ printer
段ボールに印刷する機機。段ボールシートの通し方法により縦通し印刷機、横通し印刷機に区分される。
・プリンタースロッタ printer slotter
段ボールに印刷、断裁、けい線、溝切りなどの加工を連続して行う機械。
・フルート flute
段と同意。
・フルートマーク flute mark
上(うえ)段ロールと下(した)段ロールの噛み合いの状態を判定するために、カーボン紙などを使って紙の上に写し取った線状の段の跡。
・ブレーキ brake
コルゲータで、原紙及び片面段ボールにテンションを加える装置。
・フレキソ印刷 flexo printing
柔軟な版と速乾性の水性インキを用いた印刷方法。
・フレキソインキ flexo graphic ink
水又はアルコールにアルカリ可溶樹脂を溶解し、顔料及び添加物などを加えて練り合わせたインキで、主に吸収と蒸発により乾燥する。水性フレキソインキは、現在段ボール印刷用インキの主力となっている。
・フレキソダイカッタ flexo die cutter
フレキソインキを用いた印刷と打ち抜きとを連続して行う機能を備えた機械。
・フレキソフォルダーグルア flexo folder gluer
フレキソインキを用いた印刷とけい線入れ、溝切り、接合、箱形成までを1工程で行う機能を備えた機械。
・フレキソプリンタースロッタ flexo graphic printer slotter
フレキソインキを用い、印刷、断裁、けい線、溝切りなどの加工を連続して行う機能を備えた機械。
・プレコンディショナ preconditioner
コルゲータで、中しん原紙の巻きぐせを修正し、正しく波形に成形されるように熱と蒸気を与えて調湿する装置。
・プレスマーク press mark
コルゲータで、プレスロールの加圧によってライナの表面に現れる線状の痕。
・プレスロール press roll
コルゲータで、波形に成形された中しん原紙の段頂と、ライナの接着面とを加熱しながら加圧接着させるロール。
・プレスロール圧 press roll pressure
コルゲータで、波形に成形された中しん原紙とライナを正常にさせるためのプレスロールの圧力。
・プレヒータ preheater
コルゲータで、段ボール原紙及び片面段ボールの片面を連続的に予熱する装置。
・プレプリント preprinting
段ボールに貼合する前のライナにあらかじめ印刷すること。段ボールシートに印刷するより精度の高い印刷が可能。
・プロセス印刷 process printing
網版を使用して4原色(イエロー・マジェンダ・シアン・ブラック)を重ね合わせて、様々な色彩を表現する印刷方式。
・フロントストッパ front stopper
製箱機で、段ボールを次の機構へ一枚ずつ送り出す前当て装置。
・平滑度 smoothness
紙の表面の平滑さの度合い。
・平均紙幅 average paper width
コルゲータで、一定期間に貼り合わされた段ボールの紙幅の加重平均値。
・平面圧縮強さ flat crush resistance
段ボールの平面圧縮抵抗値。フラットクラッシュ強さともいう。
・ペーパーガイド paper guide
コルゲータで、原紙または片面段ボールの蛇行を抑えて定位置に案内する装置。
・ベーラ baler
古紙を圧縮して梱包する機械。
・ヘリカルカッタ helical cutter
刃物の切り始めと切り終りのリード角(ねじれ角)の大きいカッタ。
・ベルトプレス方式 belt press system
コルゲータのシングルフェーサで、段ロールで成形された中しん原紙とライナを、プレスロールを用いず耐熱ベルトで圧着して貼り合わせる方式。
・ベルトレス 
シングルフェーサに2本のプレスロールを装備し、波形に成形された中しん原紙とライナを2段階で加圧して貼り合わせる機構。
・ほう砂添加率 ratio of borax to adhesive
でん粉接着剤中に添加するほう砂のでん粉に対する割合。
・防水段ボール water proof corrugated fibreboard
水による強度の劣化に抵抗性を持つ段ボールの総称。種類によってはっ水段ボール、耐水段ボールの種類がある。また、防水加工法によって、カーテンコート方式、含浸方式、スプレー方式、ロールコート方式などがある。
・包装貨物の荷扱い指示マーク pictorial marking for handling of goods
包装貨物の保護と、荷扱者の安全のために、適正な荷扱いを指示する場合に用いるマーク。
・包装制限
段ボール箱を設計する場合の、最大総質量及び内のり寸法の和(長さ、幅、深さの和)の制限。
・包装物品の取扱い注意マーク marking for attention in handling of packaged goods
一般消費者が包装貨物(物品)を取扱うときの安全保護のために、包装の表面に表示するマーク。
・ホードカップ ford cup
接着剤などの粘度を測定するための器具。粘度計参照。
・ボクサ boxer
ステープラと同意。
・保証マーク Box Manufacturer's Certificate(BMC)
Rule41/Item222において、段ボール箱の外側に円形又は長方形の枠を用いて印刷された文言。輸送業者が定めた規定に適合していることの証明や段ボール箱製造事業者の名称が表示されている。
・ポスシステム POS system
Point of Sales Systemの略。販売時点情報管理システムのこと。小売業を中心に、販売時点の情報をコンピュータを活用して即時に処理し、売上管理、在庫管理、発注管理などに利用する。
・ボックスブランク box blank
段ボール箱を接合する前までの加工が終わった平板状の段ボール。単にブランクともいう。けい線に沿って折り曲げ、組み立てると箱状になる。
・ボトムロック ready glued cases
段ボール箱の底の部分を組み立てた時に、封かん材を使わないでロックする箱の形式。
・マーク切断方式 
コルゲーターで、プレプリントライナに印刷されたマーク(目印)をセンサで検出し、スリッタ又はカッタでマーク位置を切断する方式。
・マージナルゾーン marginal zone
印刷部の画線境界線に過剰なインキが盛り上がった部分。
・マイクロフルート micro flute
段ボールの波形部分を構成する段種のうち、段高が1mmに満たない極薄の段の総称。
・マッキー式 McKee formula
段ボールのエッジクラッシュ強さなどから、段ボール箱の圧縮強さを計算する推定式。
・マルチパック multi pack
最小販売単位の同一物品を2個以上まとめた包装物品。
・溝切り slotting
製箱加工の工程で、段ボールに切り込みを入れること。
・耳合せ edge position control
段ボールの製造時、ライナと中しん原紙またはライナと片面段ボールの両端が不揃いにならないように揃えること。
・耳ずれ incorrect aligned edge
段ボールのライナと中しん原紙の両端が不揃いになった状態。
・ミルロールスタンド mill roll stand
コルゲータで、段ボール原紙を支持する装置。
・ムラ取り 
印版又は抜き型の高低を微調整すること。
・メインタンク main tank
段ボール貼合用でん粉接着剤のメイン部を調合した後、キャリヤ部を加え混合するタンク。
・メイン部 main part
スタインホール方式の製糊過程の一部。メイン部ででん粉を水に混ぜ合わせ、キャリヤ部のでん粉を受け入れる。
・メッシュベルト mesh belt
ダブルフェーサで使われている綿ベルト、ニードル・ベルトにかわる合成樹脂のメッシュベルトで、段ボールから水分をより除去させるタイプのベルト。
・モイスナ moistener
段ロールに送り込まれる直前の中しん原紙の表面に湿り蒸気を吹きつけ、段の成形を容易にする装置。
・UPC(ユー・ピー・シ−)
Universal Product Codeの略。アメリカ、カナダで制定されたもので日本のJANに相当するコード。
・油性インキ oil based ink
アマニ油で合成樹脂を溶解し、顔料及び添加物などを加え練り合わせたインキ。乾燥時間が長いため、現在、段ボール印刷にはほとんど用いられていない。
・輸送包装 transport packaging
輸送を目的として物品に施す包装。
・輸送容器 shipping container
輸送中に受ける外力、温湿度などの影響から内容品を保護することを最大の目的とした包装容器。
・容器 container
商品を入れる、または保持する容器。輸送においては、商品の包装に用いられる外装を指す。
・容器包装 container and packaging
容器包装リサイクル法に用いられている表現。「商品の容器及び包装であって、当該商品が費消され、又は当該商品と分離された場合に不要となるもの」。
・ライダーロール rider roll
コルゲータのダブルフェーサの糊付け部を通過する片面段ボールと、アプリケータロールの間隙を調整するロール。片面段ボールの振動を防止する役目も持つ。
・ライトニップ方式 light nip
シングルフェーサの圧力ロールに補助ロールを付け、片段のロールへの巻き付けを多くとることによりプレスマークの減、共振点の減がはかりやすい。従来のシングルフェーサに比較して消音効果もある。
・ライナ linerboard
段ボールの表裏、複両面及び複々両面段ボールの中ライナとして用いる原紙。用途により外装用ライナ、内装用ライナがある。
・ラップアラウンドケーサ wrap around caser
打ち抜かれた段ボールブランクの上に包装対象品を機械的に集積し、それを包み込んで継ぎしろとフラップをホットメルト接着剤などで接合する機械。
・ラップアラウンドケース wrap around case
抜き型により段ボールにけい線・溝切りを施したブランク。内容物を中に置いて折り曲げると箱の形となる。フラップと接合部の封かんはユーザーが行う。
・ラップロール lap roll
コルゲータの、プレヒータ又はコンディショナなどの周囲にある、原紙の接触面積を調整するロール。
・稜(りょう) edge
段ボール箱を組み立てた状態で、二つの面が交わる線。
・両面段ボール single wall
片面段ボールの段頂にライナを貼り合わせた段ボール。
・Rule 41(ルール41)
米国内の貨物の輸送に際して、鉄道輸送業者が規定した輸送規定のなかの、段ボール箱及びソリッドファイバーボード箱に関する必要条件を定めた規則。貨物の自動車輸送に際して規定されているItem222に類似したもので、しばしばRule41/Item222と呼ばれる。
・レジスタ register
印刷及びスロッタの位置を調整する装置。
・ロータリースリッタースコアラ rotary slitter score
段ボールに断裁、けい線を入れる機械。コルゲータに付設したものと製箱用の単体のものがある。
・ロータリースロッタ rotary slotter
クリーザと刃物を回転させて段ボールにけい線を入れ、溝切り加工をする機械。
・ロータリーダイカッタ rotary die cutter
ダイカッタの一種で、わん曲した抜き型と円筒状の受けロールを回転させ、その間に段ボールブランクを送り込んで打ち抜き加工を行う機械。ダイカッタ参照。
・ロータリーシャ rotary shear
コルゲータでオーダーチェンジをするとき、スリッタの前でシートを切り離すために使う回転式切断装置。

用語はありません。

注記:外来語の語尾の長音符号(-er、-or、-ar)については、JIS Z 8301に準じて2音以下の場合には語尾に長音符号を付し、3音以上の場合には語尾に長音符号を付けないことを原則としたが、複合語の場合には段ボール業界で一般的に用いられている表現を採用した。